一条真也です。『家族遺棄社会』菅野久美子著(角川新書)を紹介します。「孤立、無縁、放置の果てに。」というサブタイトルがついています。著者は1982年、宮崎県生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。出版社で編集者を経てフリーライターに。著書に、『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』(毎日新聞出版)、『孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル』(双葉社)、『大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました』(彩図社)など。また、東洋経済オンラインや現代ビジネスなどのweb媒体で、生きづらさや男女の性に関する記事を多数執筆しています。 本書の帯 本書の帯には汚れたパンダの人形の写真とともに、「親を…