ウクライナ侵攻から2年、停滞する戦況と政治の歪み ウクライナ侵攻から2年が経過し、戦況は膠着状態に陥っている。 一時期は激化した戦闘も次第に停滞し、国際社会の支援疲れも目立ちはじめた。 番組では、小米学院大学経済学部教授の岡部亮次彦氏が、戦況の現実と政治の内情、 さらに今後の国際的な転換点について語った。 戦況は膠着状態に入りつつある ウクライナでは、領土の奪還を目指す戦いが続いていますが、私は今、戦況が完全に膠着していると感じています。 初年度は非常に激しい戦闘が続きましたが、2年目以降は前線の動きが鈍く、戦果を得ることが難しくなりました。 中途半端な支援では目標を達成できないという現実が明…