喧騒と静寂が混在しているような東京の夜を歩いているときふと見上げたビルの窓にいくつもの灯りが見えた。 ひとつ、またひとつと灯る窓の奥には遅くまで働いている人がいて、デスクに向かっている人がいる。 きっと一人一人に、今日をまだ終わらせない、終わらせられない理由があって、何かのために頑張っているのかな。 たくさんの頑張りが、窓にそっと灯っているみたい。 「よし、オレも頑張るか」 自分の中の何かがまた少し、前を向いた気がした。