久しぶりの都会に戻ってきて、たくさんのサービスやモノで溢れている街に圧倒されている。 これまでは刺激なんてほとんどなかった。 いくのはスーパーか薬局か、行ってもイオンか。 そんな約7年を過ごしてきて、この溢れる情報に若干溺れている。 ここは物欲を刺激するものが多すぎる。 一人でひっそり生活していた時は思いもしなかったけど、こんなにも魅力的なものが多いと、きっとお金はいくらあっても足りない。 自分が着ている服も、持っているものも、すごく見窄らしく感じてしまう瞬間がある。 比べられる対象が多すぎるのだ。 綺麗な街に、おしゃれな人々。 一方私は、GUのセールで買った上下各1000円以下の服に、200…