鄭乃珖(郑乃珖) 民国期から現代にかけて活躍した人です。 非常にユニークな画家で、 工筆画ですが溌墨を使いまくる。 描くモチーフもイセエビやカブトガニなどの甲殻類、貝類、魚や野菜、 鶏肉(生きている鶏ではない)、つまり食材をやたらと描く人。 殷周の青銅器に花を大胆に活けてみたり。 技法にしてもモチーフにしても、組み合わせの妙に興味があった人なのかな、と。