日本海軍の軽巡洋艦。阿賀野型の4番艦。
名称は「酒匂川」に因む。
1942年11月21日、佐世保工廠で起工。
1944年4月9日、進水。
1944年11月30日、竣工。
作戦参加の機会もなく、太平洋戦争終戦時は最後の水雷戦隊旗艦として舞鶴にて無傷で残存。
1945年10月1日、除籍。
1945年12月1日、特別輸送艦に指定され釜山やニューギニアなどで復員輸送に従事。
1946年、特別輸送艦の指定を解除されたあと、核実験の標的艦としてアメリカ海軍に引き渡された。
1946年7月1日、ビキニ環礁で核実験が行われ、艦の上空で爆弾が爆発し、沈没。