リスト::日本の映画::題名::や行 1948年 邦画(東宝) 98分
黒澤明監督作品。
戦後の焼け跡の悪臭漂うゴミ捨て場。その向こう岸で医師を営む飲んべえの真田(志村喬)は、ある日ヤクザの松永(三船敏郎)の怪我の治療をしたことから、彼が結核であることを察知し、その無謀な生きざまを痛烈に批判していく…… Amazon 製品紹介より引用
本編開始一分でクライマックスにいきなり突入する怒涛の脚本術!胸がすく、痛快という言葉こそがふさわしいスーパー・エンターティメント! (評価 88点) 行き着く間もないプロット展開の妙味に秒殺の30人斬り!そして息詰まるコンマ0秒の瞬息の決闘シーン。この世界には映画の面白さがすべて凝縮されている。 まだ負け犬が映画小僧だった頃。当時は、モノクロ映画なぞに目もくれず、ただひたすら洋画にうつつを抜かしていた。だから当然のように、古臭い日本映画なぞ、目もくれない。それでも、どこでも目につくのがクロサワの名前だった。 ところが、やっぱりバカな負け犬は、「クロサワ、クロサワなどと念仏のように唱えやがって」…
高嶋政宏 500円のうな丼から始まった食べ歩きは今や生きがい -明治座の舞台「酔いどれ天使」出演- 舞台「酔いどれ天使」の制作発表会に登場した高嶋政宏さんが、自身の生きがいとしている食べ歩きについて語りました。 中学の時に手に取った「500円で食べられるお店」の情報が掲載されている本を片手に、500円のうな丼を食べたのがきっかけだったと明かしました。 当時は、中学生ということであまりお金もなく、立ち食いそばや、ラーメン店などを食べ歩いていたそうです。 kenbunroku-net.com
◎新作ロードショー 茶飲友達 《2月4日(土)から 東京 渋谷 ユーロスペースほかで公開》 実際に起きた事件をヒントにしたドラマ。若者が運営し、高齢女性らが集まる組織「茶飲友達(ティー・フレンド)」の実態は…。(2022年 日本 監督/外山文治)
映画に血道を上げた青春の記憶 昨年末から続けている蔵書整理。その際にお別れすることにした本の思い出を記す不定期連載「蔵書始末記」、今回は岩波書店の『全集黒澤明』です。 本書はタイトルの通り、映画監督・黒澤明の脚本全集です。監督デビュー作である『姿三四郎』から遺作『まあだだよ』までの脚本の他、監督していない脚本作品も収録されています。全六巻ですが、後年刊行された「最終巻」を含めると全七冊あります。 これはたしか映画学校に入学する頃、今は無い神保町の「岩波ブックセンター」で買いました。当時は「最終巻」が出ておらず、黒い函に入った全六冊が赤いケースに収められていました。本は赤い布張りの上製本で、黒函…
まだガラケーだった時代、題名をあけおメールにして、友達に年賀メールしてたなぁ…昔からオヤジギャグ好きな私です。 あけましておめでとうございます。2023年がスタートしました。今年はどんな一年になるか…ドキがムネムネですね(^^) まずは健康第一で行きましょう!私は昨年末に体調を崩してしまい、若干フラストレーションとダルさを感じる年末でありました。幸い、新年始まる前に完調近くまで回復しましたから、エネルギッシュな年明けになりそうです。 三ヶ日くらいは酔いどれ天使となり、美味い酒と食事をしましょう!私も母と妹夫婦と妻とで新年会です。食い倒れっぞ!! 今年も宜しくお願いしますm(_ _)m ○ あけ…
◎新作ロードショー 福山市長に1日密着してみた 《1月1日(日)から 広島 福山駅前シネマモードほかで公開》 福山市が全面協力したドキュメンタリー風ドタバタコメディ。市長の密着取材に訪れた映像ディレクターが、ひょんなことから市長になりすますことになり…。(2022年 日本 監督/中元雄)
一条真也です。『この1本!』ホイチョイ・プロダクションズ 馬場康夫著(小学館)を読みました。「超人気映画シリーズ、ひとつだけ見るならコレ」というサブタイトルがついています。サブスク時代を迎えて、ある意味では「映画の洪水」の中を生きている現代人にとって大変役に立つ本であり、内容も情報満載で面白かったです。 本書の帯 カバー表紙には、名探偵コナン、フーテンの寅さん、ジェームズ・ボンド、ワンダーウーマンのホイチョイ風イラストが描かれ、帯には「映画は『早送り』じゃなく『厳選』して見るものだ!」「『男はつらいよ』『マーベル』『DCコミックス』『007』『黒澤明』・・・・・・」「サブスク時代必携の新感覚シ…
最近みた「神が描くは曲線」(2022、Netflix)が精神病院を舞台にした映画で面白かったので、病院が舞台の映画を取り上げてみた。一口に病院といっても、大学病院、総合病院、開業医、療養所、医療施設、精神病院など様々。 思いつくままにタイトルをあげてみた。 【邦画】「赤ひげ」「白い巨塔」「本日休診」「暖流」「看護婦の日記」「孤高のメス」「神様のカルテ」「ジェネラル・ルージュの凱旋」「チーム・バチスタの栄光」「喜劇 駅前医院」「月よりの使者」「ディア・ドクター」「ヒポクラテスたち」「いしゃ先生」「風に立つライオン」「海と毒薬」「ナースコール」「パンドラの匣(はこ)」「病院へ行こう」「泣くな赤鬼」…
◎新作ロードショー ミスター・ランズベルギス 《12月3日(土)から 東京 渋谷 シアター・イメージフォーラムほかで公開》 1991年、リトアニアをソ連から独立に導いた初代リトアニア最高会議議長・ヴィータウタス・ランズベルギスの回顧録。(2021年 リトアニア=オランダ 監督/セルゲイ・ロズニツァ)
全4項目 ●代表作 ●「The Criterion Collection」の「Raúl Castillo's Top 10 | Current」より12本 ●「indiewire.com」の「The Best Films of the ’90s: Edgar Wright, Lulu Wang, Bill Hader, John Boyega, and More Share Their Picks」より10本 ●「aframe.oscars.org」の「Raúl Castillo: 5 Films That Made Me Fall in Love With Acting」より10本 「マイ・…
◎新作ロードショー 社長、セクハラです! 《11月2日(水)から 福岡 甘棠館Show劇場ほかで公開》 セクハラ問題が勃発した商社を舞台にした中篇コメディ。(2022年 日本 監督/野田孝則) シグナチャー~日本を世界の銘醸地に~ 《11月4日(金)から 東京 新宿武蔵野館ほかで公開》 日本独自のワイン造りに取り組んできた醸造家・安蔵光弘氏の半生を描く。(2021年 日本 監督/柿崎ゆうじ) 百姓の百の声 《11月5日(土)から 東京 ポレポレ東中野ほかで公開》 自然と向き合い、作物を熟知する百姓たちの叡智を訪ね歩くドキュメンタリー。(2022年 日本 監督/柴田昌平)
『七人の侍』『隠し砦の三悪人』『椿三十郎』といった映画史に残る傑作を数多く生み出した黒澤明。その凄みやこだわりを知るうえで、読んでおきたい本を紹介していきます。 観ておきたい黒澤明のおすすめ映画も、1行紹介もまとめています。 黒澤明おすすめ書籍 『黒澤明の映画入門』 『脚本家 黒澤明』 『キネマ旬報 黒澤明』 『七人の侍と現代』 『黒澤明から聞いたこと』 『回想 黒澤明』 『黒沢明、宮崎駿、北野武―日本の三人の演出家』 『黒澤明の映画術』 『黒澤明 人と芸術』 黒澤明が1行で語る自作映画 黒澤明のネタバレ映画感想 『用心棒』 『椿三十郎』 『悪い奴ほどよく眠る』 『生きる』 『天国と地獄』 「…
小学生から中学生にかけてぐらいのとき、僕は「猪木信者」になった。 全盛期を過ぎ、リングの上でボロボロになりながら戦い続けるアントニオ猪木に本当に憧れた。東スポを初めて自分のお小遣いで買ったのもこの頃だった。アントニオ猪木著「燃える闘魂」「苦しみの中から立ち上がれ」を僕はむさぼるように読み、ひとり身体を鍛えた。初めて「プレイガイド」というところへ行き、プロレスのチケットを買った。ひとりで後楽園ホールや蔵前国技館に行き、猪木の闘いに熱狂していた。 中学校に通う通学路の途中に文房具屋があった。ある日そこの軒先に見たことのない新聞が置いてあるのが目に止まった。それが「週刊ファイト」だった。 週刊ファイ…
スピッツ3年振りに夏イベント開催中♪ ほそ道に続いてロックロックも無事終了てことで良き! やっぱロックロック楽しそうやなー行きたかったやーつ! ツイッターで見た四星球の「ハチミツの女の子」がツボすぎた(≧▽≦) にしても今回のカバー曲、ああいう路線でくるとは想像もしてなかった。やられましたわ~聴ぎだがっだ~マサムネさんにオマエと言われたかったぜ。笑 なんせチケットが取れやしねぇもんでね。 ♪逢えない運命と知り 酔いどれ天使のお出ましさ~ ドラッグストアで安売りしてたから買ってみた。なんこれ…
ジョン・フォード『荒野の女たち』 アメリカ映画とは、ジョン・フォードの事なのである。コレほど多くのジャンルを作り上げた映画監督は皆無であろう。 巨人ジョン・フォードが最後に作った映画。 驚きました。 なぜならば、とんでもない傑作であり、かつ、この作品がほとんど知られていないという事実に驚愕します。 DVDの販売もなく、レンタルもあまりないようです。 やはり、未だに「西部劇の巨匠」としてしか認識されていないのでしょうね。。 1935年の中国とモンゴルの国境付近。という、とんでもない辺境を舞台にした映画をフォードが作っていた。という事実にまたしても驚愕しますし、主演どころか、メインキャストが原題7…
「頭痛、肩こり、樋口一葉」 私は ”観劇” が好きなので、演劇関係の "twitter" はよく ”フロー” している。 その中でたくさん ”ツイート” されたり、 ”リツイート” されるものがある。 ”よく目にする” のだから、 当然 ”気になって”くる。 この「頭痛、肩こり、樋口一葉」も、そんな中の ”ひとつ” だった。 "twitter" でよく流れてきてて、最初はそれほどでもなかったけど、 とにかくよく "ツイート" で流れてくる。 だんだん ”気になって” くる。 いつものように、気になったものは ”検索” してみる。 調べてみると、 ”何度も再演” されている舞台らしい。 前回の主…
全4項目 ●代表作 ●「大アンケートによるミステリーサスペンス洋画ベスト150」より11本 ●「大アンケートによる男優ベスト150」より15本 ●エッセイ「ミステリオーソ」2005/4/21ハヤカワ文庫JA版で語った主な映画102本 ●「hayakawabooks.com」の「沈黙を守った日々は「しかるべき十三年間」だったーー原尞、『それまでの明日』刊行記念インタビュー全文」より8本 「狼は天使の匂い」より 全4項目 ●代表作 小説「探偵・沢崎」シリーズ、 ・「そして夜は甦る」「私が殺した少女」、 ・「天使たちの探偵」「さらば長き眠り」、 ・「愚か者死すべし」「それまでの明日」等 フリージャズ…