(1888-1983) 作家 本名、山内英夫。兄たちと苗字が違うのは、母方の実家の断絶を防ぐため形式的に養子になったから。
兄は有島武郎(明治・大正の文豪)、有島生馬(画家)をもつ。また、甥は、森雅之(映画俳優)。 1910年(明治43年)に有島武郎や志賀直哉、武者小路実篤とともに雑誌「白樺」の創刊に入り、文壇の道へ。 人間描写の確かさ、真の人間像を描いた作家として知られる。 小津安二郎が最も傾倒した作家で、『安城家の兄弟』を映画化している。また『彼岸花』は小津の映画化を前提として書き下ろされた。
Wikipediaでは、文字コードの関係で「里見とん」で登録されている。