2004年に改正された文化財保護法にもとづき新設された。 文部大臣が地方自治体の申出にもとづき選定する。
滋賀県の「近江八幡の水郷」、愛媛県の「遊子水荷浦の段畑」などがある。 現在、京都府の平等院付近の「宇治の文化的景観」が都市景観として国内初の選定となるかどうか検討中である。
「中日新聞」HPより www.chunichi.co.jp 海側の強い季節風から集落を守る間垣(まがき)の補修が十九日、国の重要文化的景観に指定されている輪島市大沢町であった。大沢間垣保存会メンバーが住宅を囲う竹を交換し冬支度を進めた。 大沢や近くの上大沢の間垣は細い竹「ニガタケ」で作られ奥能登の伝統的景観を醸し出す。上部は枝が放射状に伸び、湿気や塩気を吸うとされる。五〜六年で腐ったり折れたりするため、各家で毎年少しずつ交換する。今年はニガタケを固定する「押さえ竹」も七年ぶりに取り換えた。 保存会の谷内重勝さん(72)は自宅前で作業。はしごに乗り、他のメンバーと協力しながら一本ずつ骨組みに差し…
「北國新聞」HPより www.hokkoku.co.jp 国の重要文化的景観「大沢・上大沢の間垣(まがき)集落景観」に選定されている輪島市大沢町で29日、住民3人が間垣の補修作業に取り組み、冬本番に備えた。 間垣は約5メートルの竹を並べて、強風や波しぶきから家屋を守る垣根。住民は風雪が強まる厳冬期を前に、新たなニガタケ約1千本を垣根に差し込む。 例年ボランティアが参加しているが、今年はコロナ禍のため住民のみの作業となった。 補修に汗を流した大沢間垣保存会の山田秀夫会長(67)は「住民が一丸となり、この先も伝統的な町並みを残していきたい」と話した。12月上旬までに作業を完了させる。 輪島の文化的…