重い障がいのある方を支援するサービスに、重度訪問介護(重訪)があります。 本来、重訪は障がい者の生活全般の介護サービスを手厚くし、自宅での生活が続けられるように設計されました。しかし現実には、365日24時間のサービスは認められず、「利用者(障がい者)が勝ち取らないと使えない制度」ともいわれています。 今回は重度訪問介護の問題点を、ある事例から紹介します。 重度訪問介護の現状 ある事例 三権分立の理解 義務付け訴訟とは 行政は敵ではない まとめ 重度訪問介護の現状 重訪を利用すると、昼夜を問わず1日中、介護士(ヘルパー)のケアを受けられます。似たようなサービスに居宅介護がありますが、利用できる…