神戸市西区と稲美町の境近くに、野中の清水があります。狂言の「清水」に出てくる泉です。「清水」は下のような話です。 【主人に「野中の清水」まで水を汲みに行くよう命じられた太郎冠者(筆頭の召使)は、邪魔くさくなって、大切な桶を投げ捨てて帰って来ます。そして、「鬼が出た」と言います。 主人は桶を回収するために「野中の清水」に向いますが、嘘がばれるとヤバイ太郎冠者は、鬼の面を持ち先回りします。】 後は狂言を見に行くなり、本で調べるなりして下さい。 記念碑らしいものの横に、庭園みたいなものがありますが、 これが「野中の清水」です。「野中の清水を守る会」というのがあるんですね。このあたりの住民に大切にされ…