12歳の少女パーケルと13歳のてんかんの少年スフェンが主人公。 ボーイミーツガール小説ですが二人とも良い感じに性格が悪いのでアクシデントが沢山あり、楽しく読めました。 スフェンは介助犬アラスカのユーザーです。そのアラスカが元はパーケルの家の犬で、パーケルはスフェンからアラスカを盗んでとり返そうとします。元自分の家の犬を盗み出そうとする発想がアクティブすぎて驚きました。 パーケルとアラスカは、もともとは素晴らしい友情で結ばれていましたが、6歳の弟が犬アレルギーで泣く泣くアラスカを手ばなすことになりました。なのでアラスカを盗み出しても結局は一緒に暮らすことは難しいのにな…と思ってしまいましたが。 …