落語家
昭和3年生まれ。 十代目。師匠は実父、名人五代目古今亭志ん生。古今亭志ん朝は弟。 池波志乃は娘。
父、弟と比べると、若干目立たない印象だが いい味を出していた。
・金原亭馬生といえばこの噺 「笠碁」「そば清」「あくび指南」「干物箱」「柳田角之進」「たがや」など
表題の興行が2024年12月1日(日)に鹿児島市の黎明館で催された。主催は落語を愉しむ会。『ゆるいと亭』様のお席である。 15周年特別企画として、ゆるいと亭様がずーっと応援してこられた白酒師匠の師を迎えた。2023年に重要無形文化財保持者に認定された五街道雲助師匠である。チケットは発売開始3日で完売したとのこと。みんな国宝拝観したくて押し寄せたのである。そう、これは一種の出開帳なのだ。 五街道雲助・桃月庵白酒 親子会@黎明館古今亭のねたをあっさり・くどくなく。白酒「壺算」雲助「幾代餅」▼親方が弟子へむける親しみ・優しさ。親子会師弟の絆とも重なるものが。ー仲入りー雲助「強情灸」白酒「抜け雀」▼サ…
神奈川近代文学館が開館40周年を迎え、作家の荻野アンナさんが館長になった。地元在住で見かけることがあるせいか、どこか身近な存在で、気さくな人とのイメージを持っている。ダジャレはオヤジ顔負けなくらいに連発するが、そのようなキャラとして受け入れているので問題はない。 ここのところ「かなぶん寄席」といえば、春先に開催される年一度の講談が定番だったが、荻野アンナさんが金原亭馬生師匠に弟子入りしている関係で(金原亭駒ん奈)、40周年記念として落語会を開いた。高座に上がったのは馬生師匠、古今亭菊春師匠、金原亭馬治師匠。いずれも(超)ベテラン。考えてみれば、近年の落語ブームで若手にばかり目がいっていたが、こ…
年始初めて寄席に行った後伺ったカフェ。 以前落語会があると聞いたことがあったのを思い出して帰りに伺ってみると、営業していたのでおじゃましました。 落語会の話題を出すと、ご主人が落語がお好きで始めたのだそう。早々に話に花が咲き、落語や地元の話題で楽しい時間を過ごしました。 カフェは地域を繋ぐ場にされたいそうで、落語会も年に4回定期的に開いて数年になるのだとか。 カウンター上にこれまでの演題がずらっと飾られていました。 ご主人はかつて先代の金原亭馬生師匠の追っかけをしていたのだそう。私が落語好きだと知って店に飾られていた馬生師匠直筆の色紙についてお話しくださいました。 色紙には絵が描かれており、落…
booksch.hatenablog.com [ 本屋物語 | 2022年08月27日号 | 本日のCheck…【新事実】小川淳也を国会議員へ導いたのは●●だった! | 評価 : #ポテトシーズニング #激辛デビル 310g | 十代目 #金原亭馬生 | #水道橋博士 #鮫島浩 |他 Check… 【新事実】小川淳也を国会議員へ導いたのは●●だった! : 水道橋博士の異常な対談 〜Dr.Strangetalk〜 小川さんを議員に立候補したキッカケは10年ぶりに出会った鮫島さんだったことを知る。会わなければこの世界に「なぜ君は総理大臣になれないのか」と「香川一区」は無かったかもしれない??? 人…
落語の聖地! 私事だが、長男が2018年春に西日暮里に転居して、夏に初孫が生まれ、秋に近所の諏訪神社で百日のお祓いを受けた。その後古今亭志ん生の娘の美濃部美津子さんの著作を読んでいたら、志ん生の晩年の自宅は西日暮里で、すぐ隣に十代目金原亭馬生の自宅があったとのこと。番地を調べてみたら長男の住まいから100m以内の距離!しかも志ん生は時々諏訪神社の境内でひとり稽古していたらしい。 そういえば大河ドラマ「いだてん」でビートたけし演じる志ん生が神社の境内で弟子に稽古をつけるシーンがあった。「いだてん」の中で志ん生についてのストーリーは不自然なところが多く、ビートたけしの落語もへたくそだったから違和感…
美濃部美津子さんは、五代目 古今亭志ん生師匠の長女であり、志ん生師のマネージャーも勤めた方だそうです。 文章はすべて"語り言葉"で、多分、口述筆記なんでしょうね。 その“語り言葉”が、これぞというような東京の下町の語り口で、とても綺麗です。 自分にはとても話すことはできないですね、軽妙で洒落ていて読んでいてとても心地よい…。 本の内容は、志ん生師、馬生師、志ん朝師という親子にしてそれぞれが“名人“噺家と呼ばれる一家の長女でしか語れない興味深いものばかりです。 名人一家の逸話も素晴らしいのですが、ご本人が子供時分の耐乏生活を振り返りつつ、お母様(りんさん)が子供の朝ごはんに作っておかれた「にこご…