前回掲載した綾戸大明神から京都滞在最後の拝観地となる金地(こんち)院と東照宮へ。 綾戸小路沿いの金地院総門。綾戸大明神から参拝客や車で混みあう綾戸小路を横切り、南へ徒歩2~3分もあれば訪れる事が出来る。 金地院伽藍配置。 金地院は巨刹南禅寺の塔頭寺院のひとつで、応永年間(1394~1428)南禅寺68世住職の大業徳基は、室町幕府4代将軍・足利義持の帰依を得て、北山の鷹ヶ峰に創建したのが始まりとされる。 伽藍は庫裏、方丈、開山堂、東照宮が主な伽藍、方丈前の枯山水の庭園は鶴亀の庭と呼ばれ特別名勝庭園に指定されている。庭園の弁天池中央の小島には鎮守堂が祀られている。 上は都名所図会(1780)に描か…