東京古書組合の紙袋に入れたままの雑誌が数冊出てきた。最後に東京古書会館に行ったのは、カラサキ・アユミさんと書物蔵さんのトーク・イベントが開催された平成30年8月だっただろうか。その時に入手したのかもしれない。雑誌のうち、『新東京』4号(劇団新東京事務所、昭和6年3月)には、古書かんたんむの300円の値札が残っている。また、『岡田虎二郎伝』(田原静坐会、昭和53年5月)は『田原町史 下巻人物編』の抜き刷りで、古本一角文庫の200円の値札がある。東京の古書会館の古本市では、こういった古い雑誌の端本や小冊子が数百円で大量に出るので、良さげなものを色々選べる楽しみがある。毎週行ける人が、うらやましい。…