1、作品の概要 『金平糖の降るところ』は、江國香織の長編小説。 きらら2009年5月号~2011年5月号に連載され、2011年に刊行された。 アルゼンチンで生まれた日本人の姉妹の奔放な恋愛と人生を描いた。 2、あらすじ 佐和子は、都内でステーキ屋やバーなどの飲食店を営む達哉と平穏な結婚生活を送っていた。 アルゼンチンで生まれた彼女はかの国にいる妹ミカエラと親密なやり取りを続けていた。 お互いの男の愛を試すように誘惑し合っていた彼女たちだったが、佐和子が留学先で出会った達哉だけは共有することがなかった。 しかし、佐和子の語学教室の元生徒である田渕が彼女と再会してから運命が数人の人生を翻弄し始める…