キク科で多年草
原産地:インドネシア
中国を経由して日本に伝えられ、沖縄、南九州では自生。
江戸時代に、九州から金沢に伝わり、「金時草(きんじそう)」として加賀伝統野菜
の一つ。
名称いろいろ
石川・金沢:金時草(きんじそう)
熊本 :水前寺菜(すいせんじな)
沖縄 :ハンダマorハンダマーorハンラマ
中国名 :紅鳳菜(アンホルツァイ)
葉の色に特徴があり、葉の表は緑色、葉の裏は赤紫色である。
金沢の「金時草(きんじそう)」は、金時(きんとき)イモとか金時(きんとき)豆の赤紫色
からの連想で名づけられた。
夏場の健康野菜
柔らかい新芽、茎・葉を収穫します。
ビタミンA・鉄分・カルシウムを多く含んだ夏の健康野菜です。
レシピ
独特のヌメリがありますが、さっぱりしており、おひたし、酢の物などでどうぞ。
紅い汁が出てきますが、アントシアニンです。ドレッシングもよいでしょう。
枝先の柔らかいところの天ぷらもよい。
沖縄のゴーヤーンブシー、ゴーヤの代わりにハンダマを使った家庭料理ハンダマーンブシーも
あります。