金毛閣

また、ブログを上げたつもりで忘れてしまっていました💦 前回の続きです。 仁徳天皇陵がでかすぎて全然わからなかったというお話でした。 さて、堺の港が発展し始めた鎌倉の後は、室町時代です。 京都室町に幕府がありました。 15代目が失脚して、「以後涙の室町幕府」と1573年まで260年間ですが、これを南北朝時代60年、室町時代100年、戦国時代100年と3分割して言うことが多くあります。 100年しかない真ん中の短いほうの町時代は、三代から八代の将軍が実質的に機能していた時代です。 最初の南北朝時代60年は、南北2人の天皇が争っており、応仁の乱から100年間というのは実力でのし上がった、各地の戦国大…

なんだか、下書きを仕上げた段階で投稿してしまっているような感覚になってしまって、実際投稿していなかったりすることが最近ちょくちょくあります。 今回も、下書きを書き終えた時点で「完了」みたいな錯覚をしてしまいました。 改めまして、前回の続きです。 堺の街にもキリシタンの広がりがありましたが、圧倒的な広がり方ではありませんでした。 「京の着倒れ、大阪の食い倒れ、奈良の寝倒れ」と言われますが、これはいずれも財産を食いつぶしてしまうという事の例です。 そして堺は「建て倒れ」と言われています。 昔から建築熱心な堺は、100を超える立派な禅宗の寺院が林立する街でした。 中でも利休の墓のある南宗寺は、京都、…

昨日の続きです。 前回の記事全体から大徳寺のおおまかなイメージがわかると思います。 大徳寺といっても、1つのお寺だけではありません。 専用駐車場の横に小さな建物の案内所がありますが、そこで拝観料金を払うわけではありません。 それぞれの寺院の入り口で拝観料を払うことになります。 この案内図のように、全体では、20以上のお寺が集まっておりますが、すべて拝観できるわけではありません。 それぞれが茶室や枯山水の日本庭園などを保有していますので、自分の見たいお寺に足を運ぶ形になります。 ちなみに、大徳寺と茶人の千利休は切っても消えない関係があります。 千利休については、もう皆さんご存知の通りです。 千家…

5:25起床、6:39出発 10.黒井城跡 （兵庫県丹波市） 明智光秀が、丹波攻めのために攻撃した城。一度失敗し、リベンジの2回目で攻略したとか。頂上には大したものは残っていなかったけど。眼下に人里が大きく広がる様はなかなか良かった。 11.篠山城跡 （兵庫県丹波篠山市）（100名城 1） 石垣のみで、建物は一つも残っていなかった。まあ、その遺構がしっかり残っていて学術上の価値があるからこその100名城なんだろうけど。一応、平成12年に大書院が復元されていた。二条城の書院に匹敵する規模とのこと。 12.丹波古陶館 （兵庫県丹波篠山市） 六古陶の1つである丹波焼。マンガ「へうげもの」で焼き物に興…

先週日帰りで京都に行って来ました。 あいにくの雨でしたが、途中から 止んでくれて、歩きやすかったです。 言わずと知れた大徳寺。 今までゆっくりお参りしたことが ありませんでした。 利休さんの木像が2階に収められている 金毛閣。赤い山門です。 この下を通った秀吉...。 当時寄進をした人の像を飾るのが普通だったそうです。 だから利休さんの木像が置かれるのは 当たり前のことでしたが、 なんでも理由にしたいほど 憎しの感情だったんですね。 今は2代目の利休さんの木像が 置かれているんだそうです。 聚光院でお墓にお参りもでき、 代々の宗匠方にも手を合わせ、 たっぷり大徳寺を見学させて 頂きました。 当…

今日の誕生日花は ルピナス 花言葉は 想像力 いつも幸せ ・交差点に風ルピナスの輝ける よく街路樹に植えられていて今綺麗な花・・・ 今日は何の日？ 古材の日 日付は「こ（5）ざ（3）い（1）」（古材）と読む語呂合わせから古材の魅力を伝え、 その有効利用や再利用について理解と関心を深める日。記念日は一般社団法人 ・・・・・・・・・ 古材といえば・・・茶道の世界では…寺社の立て替えの時の古材を いろいろに工夫して 炉縁や 結界 茶杓 菓子器 など利用して使われる 古材は魂が宿っているように感じる・・・味もある 堺に住んでいた頃に、利休の屋敷跡に「椿の井戸」があり、井戸には金毛閣の古材が使われていて…

先月の京都旅行では、楽しみにしていた大徳寺の本坊伽藍特別公開に参加して来ました。 同じような内容の特別公開が昨年の同じ時期にも行われていましたが、そちらには参加できなかったので、今年の公開を楽しみにしていました。 今年は経蔵が初公開！ 仏殿や法堂の特別公開は、少し前の京の冬の旅２０２４でも開催されたので、先にそちらで拝観済み。 それゆえ今回の特別公開で初めての体験だったのは、金毛閣を通り抜けたことと経蔵の内部へ入ることでした。 総門や南門からではなく弧蓬庵の方から境内に入ったので、受付の近くに上の写真のような看板があったのを見逃してしまっていました。 ２０分ごとにツアーが始まるので、それまでは…

『大徳寺興臨院』は加賀前田家ゆかりの寺院！中根金作による方丈庭園も見事！ 京都における加賀前田家の菩提寺がここ『大徳寺興臨院』です。普段は非公開のレアスポットをレポートします！ 筆者紹介 こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊！旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。 旅人サイファ実績 ・スキルマーケット「ココナラ」にて旅行お出かけカテゴリ売上実績No1 ・旅行お出かけメディア「RETRIP」パートナーライター ・スマートニュース/Yahoo!ニュースほかメディア掲載実績多数 ・「にほんブログ村」国内旅行カテゴリPVランキング1位を記録 こちらの記事は…

１月のうちに参拝したかったお寺が２つ。 龍安寺と大徳寺の塔頭・龍源院。 いうまでもなくことしが辰年だからです（＾＾；） 神社で気になるところは初詣等で行きましたが、お寺はまだでした。 ほかにもいろいろ「龍」にちなむお寺はあるんでしょうけどｗ。 特に大徳寺は、国宝建造物巡りの一環でみておきたいポイントがいくつかあります。 そう思って正月４日、今宮神社に初詣に行ったついで（失礼！）に大徳寺の境内に入りましたが… 龍源院は「京の冬の旅」非公開文化財特別公開準備中につき拝観休止、とな!? 龍源院は大徳寺塔頭の中で通常拝観できる寺院のひとつのハズですけど？（＾＾；） とまあ、新年早々気になっていたので、…