株価の本格的な反転上昇は、逆業績相場から金融相場への移行期に起こりやすい。 1金融相場:金利が下がり、株価は上がる不景気で企業業績・株価が悪化しているため、中央銀行が金融緩和を行い、利下げによって景気回復を図り、株価を上げていく「不景気の株高」の段階。 パンデミック発生の大混乱が収まりつつあった2020年春。当時の環境は「金融相場」アメリカ政府は家計への給付金と失業手当を大盤振る舞いし、それを横目に連銀はゼロ金利政策と毎月1200億ドルの資産購入を実施する量的緩和を実施。 ↓ 2業績相場:金利が低いまま、さらに株価は上がる金融緩和により企業の業績が回復しはじめた段階。 2021年は金融相場の色…