今年はまだ2か月も残ってるんですけど、 今年読んだ本のなかでいちばん多くの刺激をもらったのが、 この本でした。 金閣を焼かねばならぬ 有名人が自殺したニュースを聞くと、 え、なぜ? あんなに才能にあふれていて、 仕事も順風満帆だったのに、と不可解さに驚き、 では、動機はなんだったのだろうと考えてしまいます。 この本で最初に教わること、それは、 まず出来事が起こり、 そのあとに人間は認識する ということです。 出来事が否応なく起こり、 後追いで人はその出来事を知ります。 たとえば恋がそうですね。 心のなかでなんだかわからない モヤモヤ、ワクワクする感じがして、 彼女(彼)に会いに行かねばならぬ …