三島由紀夫の長編小説。1956(昭和31)年、『新潮』1月号から10月号に連載され、同年10月に新潮社から刊行された。読売文学賞受賞。のちに市川崑監督、市川雷蔵主演で映画化(『炎上』)。
金閣寺放火事件(1950年)を題材にし、放火犯の青年の告白体で綴られる。
三島由紀夫の代表作で、戦後文学の金字塔と評され、海外でも評価が高い。
通称:金閣寺
通称金閣寺は、京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺院である。山号は北山(ほくざん)。寺名は足利義満の法名にちなむ。1994年に古都京都の文化財として世界遺産に登録された。度重なる戦乱を免れて創建当時の建物が残り、国宝に指定されていたが、1950年、僧の放火により全焼。現在のものは1955年に再建されたものであり、国宝などではない。中心となる建築物である舎利殿を「金閣」、寺院全体を「金閣寺」と通称する。金閣は、漆地に金箔を押した三層の建物で、正式には舎利殿と称する(金箔を貼るのは二・三層のみである。)
坐禅会(維摩会):坐禅を通して自分を見つめなおす、あわてた毎日の中からひと時自分の中に浸っていく坐禅体験。
金閣寺は、北区エリアにあります。