令和5年(2023)4月23日、釧路市立博物館において行われた企画展「北海道のオサムシ~松本堅一コレクション展~」開催記念シンポジウムのレポート。 【目次】 シンポジウムの内容 奥島雄一(倉敷市立博物館)「自然史資料をめぐる、あげる側ともらう側の事情」 要旨(レジュメより) 講演メモ 土屋慶丞(釧路市立博物館)「二つの松本堅一コレクション~オサムシがつなぐ釧路と倉敷~」 要旨(レジュメより) 講演メモ 持田誠(浦幌町立博物館)「地域資料としての自然史標本を考える」 要旨(レジュメより) 講演メモ 総合討論 シンポジウムの内容 研究者や愛好家が残した貴重な標本を博物館が受入れ、保存活用していく方…
釧路市役所 泉谷本店でスパかつを食べる。 それから釧路市立博物館 その後の行先は特に決めていなかったのだが、このまま東に進むことにした。 やっぱり私はとにかく動き回ってしまうのだ。 浜中町 モンキー・パンチのふるさとである。 霧多布岬。ラッコが見えるときもあるらしいがみえず。 役場にいったら銭形警部がいた。 さらに東へ。根室市に到着。今日はここの道の駅で寝ようと思ったが食べ物がない。市市街地へ行くとコンビニ発見。 セイコーマート系列の店のようだ。 パンチライスなるものを購入。豚の焼肉、ナポリタン、目玉焼きがついている。味噌汁も50円でうれしいねえ。
阿寒町の郷土資料館を調べに行った時の記録。公式では阿寒町郷土資料収蔵室が、郷土資料系の主たる施設。だが普段は施錠されており入れないので、事前に教育委員会に電話しアポを取って開けて貰うという形式。自治体の郷土資料施設の形態は、大体以下の様な感じである。①料金を取り開館、②無料で開館、③普段は施錠されており鍵を開けて貰う、④冬季には閉まっており夏期のみ、⑤そもそも郷土資料施設が無いというケース。また古潭雄別歴史資料室は自治体の公式webだと単なるコミセンであり展示があるなど一言も書いていない(cf.布伏内コミュニティセンター 施設案内|釧路市ホームページ)。展示内容は下手な自治体の郷土館よりもよほ…
浦幌町立博物館、音別町郷土資料展示室、白糠町郷土資料室&白糠炭田石炭資料室に行ってきた。 ついでに浦幌~庶路までの各駅を見学した。 そもそもの目的は浦幌町立博物館の企画展「十勝の鉄道120年」の見学であったが沿線施設にも寄った。 音別町郷土資料展示室は学芸員もおらずほぼ利用者もいないのに施設の規模・設備的には立派だった。 白糠町郷土資料室は社会福祉センターの教室の一角が展示室になっており少量の民具が置かれている。 白糠炭田石炭資料室は西庶路コミセンの2階にあり比較的広いが壁面年表がメインというような感じ。 【目次】 浦幌町立博物館企画展「十勝の鉄道120年」 音別町郷土資料展示室 白糠町郷土資…
中の人の専門は教育学(教科教育)と歴史学(近現代史)であり、普段は教育や歴史に関する業務に従事したりなんだりしている(メディア文藝と観光学も少しやる)。近年は社会教育や博学連携を担うことが多いので、末端自治体における郷土資料館の整備と活用の研究を少しずつ進めていかねばと、思ってはいる。グローバルヒストリーではないけれど、自分たちが住む地域の歴史が日本史の中でどのように位置づけられるか、世界史の大きな流れによりどのように規定されているかを考え(させ)ることは、子どもたちや地域住民にとって意義のあることである。末端自治体には地域の郷土資料館があるが、その施設こそが町や村がどのように形成されて来たか…