両腕の無い天使を描いた『天罰』に関連する3つの事件を解き明かす話。 天ノ少女の構成としては、前園編、八木沼編、色羽編の主に3つで成り立っている。 窪井逮捕、八木沼生存、色羽救出を満たすと六識を射殺してグランドエンド。 群馬県の榛名湖に冬子の分骨を埋葬し、魚住と杏子の結婚式で終わる。 主人公は冬子へのパラノイアから解放され、ステラと共感エンドとなる。 グランドルートだと六識の幕引きが少しあっけなかったかもしれない。 (あんだけひっぱったのに殻ノ少女像にホイホイ誘き寄せられて射殺されるとか) 前園静編 前園静と窪井千絵の師弟愛百合 天ノ少女の物語は、両腕が無く翼を持った天使の絵画(『天罰』)を巡る…
昭和30年代を舞台に探偵となって絵画作品の見立て殺人の謎を解き明かす話。 稀代の芸術家が残した未発表作品は、腕をもがれた天使の絵画であった。 資料調査により発見されたその作品は上野の美術館に展示されることになる。 この展示は話題を呼び、その後すぐ腕がもがれ翼を生やした女性の遺体が発見される。 芸術作品に見立てた死体を創り上げた殺人事件が発生したのである。 謎解き探偵ADVのように事件の真相を解き明かすことが当面の目的となっている。 『殻ノ少女』未プレイだとキツイが読めないこともない 昭和30年代の東京の雰囲気と芸術作品の専門性に特化した探偵モノ 謎解き推理ゲーADV要素がモリモリなため、煩雑な…