The Iron Curtain
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冷戦時代に存在した、いわゆる西側と東側の境界線。 東側諸国の西側諸国に対する閉鎖性を批判していった言葉。 1946年3月にイギリスのウィンストン・チャーチル前首相(当時)がアメリカのミズーリ州フルトンのウェストミンスター大学で行った演説中で「バルト海のシュテッティンからアドリア海のトリエステまで、鉄のカーテンが大陸を横切って下ろされた」と発言したことから。
アメリカ新聞NewYorkPost7/12 ルービックキューブの発明者エルノー・ルービックは、7月13日で80歳になりました 50年前、ハンガリーのブダペストにある母親のアパートに座りながら、若き教授エルノー・ルービックはついに「マジックキューブ」の試作品を完成させました。当時ハンガリーは、旧ソ連の鉄のカーテンの中で西側の情報が乏しい時代でした。 グライダーを設計する航空技術者の息子である彼は、学問の道に進むつもりだったが、マジックキューブのアイデアが頭に浮かんで、諦めようとしなくなったのです。 ルービックキューブは当初、幾何学の学生に教えるために使用していましたが、彼の「3次元論理玩具」の特…
コマンドマガジン165号に収録の「ギリシャ内戦」を対戦プレイしました。 今回のAARはあまり面白みがあるものではありません。個々のルールがどのようにプレイに影響を与えるかについて議論をしながら、試行錯誤も含めプレイした経緯もあるためプレイ方針(戦略や作戦と言わない)が定まらずに進めたところがあるためです。 第1戦 第2戦 感想戦 第1戦 反政府勢力(ゲリラ)を担当。赤色ユニットがゲリラ、青色が政府軍(正規軍)、白色が警察部隊だ。ゲリラ側は初期配置ユニットの数と種類は決まっているものの、配置は自由。一方の政府軍側はダイスで決まる対ゲリラ政策により制約がある。判定結果は「広域防御」という最も一般的…
コマンドマガジン165号に収録の「ギリシャ内戦」を対戦プレイしました。 ルールブックはページ数も多くはなく一見平易なのですが、実際にプレイしてみるとルールの適用にあたってはデザイン意図を汲み取る必要があり、一筋縄ではいかないタイプの作品でした。 ゲームシステムへの理解の助けのため、コマンドマガジン本誌でリプレイ記事などが提供されていればよかったなと思ったものです。 ゲームの紹介 日本から見ると世界史の教科書にも登場しないようなマイナーな内戦 非対称な両勢力 戦闘結果表が3種類もある上、内容もかなりイレギュラー マップはエリア式だし浸透移動なども可能なため戦線などはできません 政治ポイントを争う…
ロシアが始めた戦争が2か月目に入った。早く収束するのではないかと期待したが、そうはならなかった。戦争なんて起きるはずがない、仮に起きても長続きするはずがないと信じていた。平和に慣れ過ぎていたせいなのかもしれない。そうした信じていたものがもろくも壊れた。 過去2度の大戦の反省を活かして、今日の秩序が出来上がったと教えられてきた。東西冷戦が終了し、いくつかの相違はあっても、根源なところでは価値観を共有できているのではないかと、盲目的にそれを信じ、それが永遠に続くことも信じていた。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 2001年に米国…
73年8月 横浜港からソ連船バイカル号に乗ってナホトカへ向かった チケットは横浜からソ連経由でストックホルムまでの片道切符 ソ連を通過するまではガイドが付いた 初めての海外旅行なのでワクワクだった船上でソ連の女性と一緒に写真を撮ってもらって喜んだ ところが津軽海峡に差し掛かったころから船酔いが始まった 前年に稚内から礼文島に行った時も船酔いしていた 船は慣れていなかった ベッドに横になっているしかなかった 食事も食べられなかった せっかく初めての外国料理なのにもったいない3日目 ナホトカに到着した 港は撮影禁止 バッグに入れていた「平凡パンチ」は没収された ナホトカから列車でウラジオストックを…
第二次世界大戦から44年間続いた資本主義のアメリカ 対 共産社会主義のソ連がの冷戦が終わりを告げたのが1989年、ベルリンの壁が崩壊した翌月、ブッシュ大統領とゴルバチョフの書記長の会談で冷戦の終結が地中海のマルタで宣言された。 その後、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)で独立運動が起き、1991年、ソ連が崩壊し、ロシア連邦が誕生。 ヨーロッパでは、冷戦後にEUが誕生し、第二次世界大戦後、低迷していたヨーロッパ諸国が、統合しロシアに対して力を蓄えたのも、ロシアは気に入らなかったわけ。今、ウクライナが”ロシアが武力で元に戻そうとしている”と叫んでいる。つまり、ロシアが新たな鉄のカーテン…
(2024/10/3) 『世界の終わり防衛マニュアル図鑑』 自然災害・核戦争・宇宙人侵略に備えた各国の啓発資料集 タラス・ヤング 日経ナショナル・ジオグラフィック 2022/11/10 <自然災害や戦争に立ち向かうために、各国政府が準備したマニュアルの進化を、豊富なビジュアルで知る> <はじめに> ・私たちの心の片隅には、絶えず何かしら大災害への恐怖が潜んでいる。普段は、地球規模の大災害が遭うことなどまずないだろうと自分にいい聞かせていても、ふとしたはずみで、もしも最悪の事態が起こったときに何をするか、どんな気持ちになるか、どう行動するか、思いを巡らせてしまう人は少なくない。 ・1918年にス…
【America First Report】J.B.シュアー著 2024年9月30日 https://americafirstreport.com/in-defense-of-nation-states/ ナショナリズムは今日、世界的な話題の中心となっている。 西側諸国の首都の大理石のホールでは、同じく忌み嫌われているポピュリズムと同様に、速やかに排除されるべき災いとして議論されている。 国民に人気のある政策や、国民の自己決定を反映する国家は許されない。 誰が言ったか? 欧州委員会、国連、国際決済銀行、世界経済フォーラム、世界保健機関など、高名な機関に所属する重要人物たちだ。 高尚な評判を持つ…
こういう事を公にやったのがキューバだ。 カストロがアメリカに逃げたい人(難民?)を寛容に逃亡させたときに、難民と一緒に極々悪人をたくさん混ぜ込んで移民させた。 スパイもおそらく紛れ込んでいたと思う。 北朝鮮崩壊願望を2,30年前にほざいていた輩が結構たくさんいたが、私は崩壊をすると難民が日本にドッと押し寄せて、その中にどうしょうもない人間や屑以下の人達が何万人と押し寄せてきたときはどうするんだろうと思った。 北朝鮮は覚せい剤中毒者がもの凄い数がいるとも書いてあった。 中国なんか中国共産党が崩壊をしていないのにドッと日本に押し寄せている。 200万人はいると書いたが、これは少なく見積もっての数で…
いわゆる「トラム」から見る風景を映す番組を録画してある。途中名所の映像が挟まれはするものの、ほとんどが運転席からの景色になっている。ナレーションは一切なくBGMのみというのが嬉しい。もう随分前に放映されたものだが、残業疲れの晩酌のお供に今でも見る事がある。 その番組の「ハンガリー・ブダペスト編」を久々に見返したのは、刑事マルティン・ベックの2作目の舞台だからだ。失踪したジャーナリストの安否を確かめるために彼は派遣されるのだが、事件性の有無があいまいなのでどうにも動きが取りづらい。現地警察との腹の探り合いや謎の尾行者に戸惑いつつ、彼は調査を進める事になる。 トラムの車窓から見える風景は、小説の中…
北京は、この危機に対して「公正な」姿勢を維持していると外相が述べ、米国に対して「無差別」の制裁措置を中止するよう促した。 RT 28 Sep, 2024 09:47王毅外相は、米国のアンソニー・ブリンケン国務副長官に対し、特にウクライナ紛争に対する中国の立場に関して、米国は中国を「中傷する」のを止めるべきだと述べた。両国外相は、ニューヨークで開催された国連総会のサイドイベントで会談し、両国関係の緊張や国際問題について話し合った。モスクワとキエフの対立は議題の中心となり、ブリンケン氏は、ロシアの「戦争マシン」に燃料を注いでいると主張する中国を非難した。米国務長官は、中国は平和を望んでいると言って…
トランプVSハリスの討論会が9月10日に行われました。 日経に両氏の発言要旨が掲載されていたので確認しましたがどちらも基本的にこれまでの共和党民主党の主張通りですが偏見だとか差別的な発言が目立った点でトランプ氏に減点ですね。 政策そのものに関しては誰が候補であっても評価は共和党支持者民主党支持者で別れる、まあどちらが大統領になったとしても米国の分断は根強く残るでしょう。 ハリス氏は10年20年で国を立て直すと言っていますが少なくとも分断に関しては10年20年かけても解消できないかもしれません。 ただ移民が地元住民の犬や猫などのペットを食べているという主張は謎です。 移民をいったいどういう目で見…
「興味深い時代に生きられますように」...この中国の呪文は、おそらく現在の世界情勢を最も簡潔に言い表している。理論的には、地政学的・経済的パワーを世界中の多くの地域に均等に配分することが約束されている。経済的には、多極化はすでに進行しており、経済力の強い国同士のパワーバランスが再構築されているように見える。しかし、地政学的には、世界秩序は不確実で、激動的で、途方もなく緊張した過渡期にある。 Juliana Gadgeva Valdai Club 05.09.2024フランシス・フクヤマが冷戦の終結とソ連邦の解体の前に歴史の終わりを宣言したとき、彼の主要なテーゼは広く批判され、それが真実でないこ…
Gilbert Doctorow August 31, 2024私は何度か『ジャッジング・フリーダム 』の番組で、「ロシア人はウサギではない」と言ったことがある。 例えば、ポール・クレイグ・ロバーツがプーチン氏の過剰な警戒心や、ワシントンに平手打ちされたときに頬をそむけることを批判しているように。そうではなく、プーチン氏とその政府は、必要であれば、矛を収めることができると主張しているのだ。クレムリンは、例えばRTのように対外的に情報戦争を戦う能力はあまりないが、国内では国営テレビを通じて自国民を相手にかなりうまくやっている。クレムリンが自国の『市場』において、米国務省のプロパガンダや西側主流派…
ポーランド政府は昨年、第2次世界大戦中に親ナチのウクライナ・ナショナリストによって殺害されたポーランド民族の遺骨が埋められた集団埋葬穴がウクライナで発見されたと発表した。 M. K. BHADRAKUMAR Indian Punchline August 27, 2024先週、インドのメディアに掲載された奇妙な地政学的論説は、ナレンドラ・モディ首相が最近ポーランド経由でウクライナに7時間かけて行ったのは、「インドの欧州政策におけるミッシングリンク(中欧)を塞ぐ」努力の一環であるとした。このテーゼによれば、モディ首相の訪問は、インドが中東欧に 「プッシュ」することを意味し、「ニューデリーのこの地…
自分がクラシック音楽を幅広く聴くようになったのはやはり会社員になってからだろうか。今の様にストリーミングもない時代、買うのならCDであり一枚三千五百円はそれなりの出費だった。自分で稼ぐようになってから世界が広がった。 1980年代から90年代にかけて、ヨーロッパ社会は揺れていた。1989年、ベルリンの壁が崩壊し誰もがそれをツルハシでぶっ壊し東ドイツ市民が西ドイツに流れ込み歓喜の輪が湧く、そんな映像をテレビで見た時にとても興奮した。鉄壁と思えた社会主義体制は一気に崩壊した。幸いに自分はまだ壁の向こう側だったポーランドとチェコスロヴァキアに出張で行く機会があった。米ドルが自国通貨よりはるかに強かっ…
どうも、たきじです。 今回は2023年公開の英米合作映画『テトリス』の解説&感想です。本作は、Apple TV+のオリジナル作品です。 作品情報 解説&感想(ネタバレあり) 最後に 作品情報 タイトル:テトリス 原題 :Tetris 製作年 :2023年 製作国 :イギリス、アメリカ 監督 :ジョン・S・ベアード 出演 :タロン・エガートン ニキータ・エフレーモフ ソフィア・レベデヴァ アンソニー・ボイル トビー・ジョーンズ 上映時間:118分 解説&感想(ネタバレあり) ゲーム「テトリス」は、1980年代にソ連で生まれ世界に広がったゲーム。私自身、子供の頃はゲームボーイなどでたくさんプレイし…
プレイバック「昭和100年」 終戦から3年目、昭和23年生まれの人は今年76歳になります。戦争の傷跡がまだ深く残るこの年は、世間を震撼させた帝銀事件で幕を開け、年末の東条英機元首相らの死刑執行で幕を閉じました。総理大臣はわずか1年の間に3人が替わり、昭和電工疑獄事件で芦田元首相は逮捕されました。笠置シズ子の「東京ブギウギ」がヒットし、「人間失格」を書き上げたばかりの太宰治は玉川上水で入水自殺しました。 昭和23(1948)年 [首相] 片山哲(3月まで)芦田均(10月まで)吉田茂 [日本の総人口] 80,002,000人 [株価(日経平均終値)] 最安値- 最高値- 1ドル=270円 [世界]…
3522日目 敗戦イベントのソの後 2024年8月17日6時土曜日 2024年 干支41 甲辰(乙・癸・戊)年 8 月 干支09 壬申(己・壬・庚)月 17 日 干支50 癸丑(癸・辛・己)日 ↓↑ 1929年火曜日から始まる平年 昭和4年 干支 己巳 皇紀 2589年 中華民国 18年 朝鮮 主体18年 1月31日 ヨシフ・スターリン レフ・トロツキーを国外追放 スターリン独裁体制 2月11日 パリでオーウェン・D・ヤングによる 最初のヤング委員会が開催 ヤング案(Young Plan) 第一次世界大戦後 敗戦国の賠償を緩和する新たな賠償方式 1924年成立の ドーズ案による ドイツの負担を…
文明パラダイムは、世界の多数派の解放と多極的・民主的秩序への移行に伴い、多くの国々の政治的言説に再び登場した。中国とロシアはこのエポックメイキングな変革の最前線にあり、両国の指導者たちは最近、国内および国際的な開発に関して文明の視点を採用している。ヴァルダイ・クラブの専門家であるラディスラフ・ゼマネクは、この文明主義的転回の概念的な側面を分析する中で、ある種の相違はあるものの、このパラダイムは現在のところ北京とモスクワのシナジー効果を生み出す上で支持的であると結論づけている。 Ladislav Zemanek Valdai Club 13.08.2024過去と現在の文明論的転回文明パラダイムが…