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銀塩カメラ

(サイエンス)
ぎんえんかめら

フィルムや感光板を使って撮影する、従来から存在する写真機のこと。従来、「カメラ」といえばこの銀塩カメラのことを指した。
特にデジタルカメラと対比する必要がある場合に、こう呼ばれる。

銀塩という言葉は、白黒フィルムの感光剤に由来する。(光が当たった部分を現像すると塩化銀が生じ、黒くなる)
カラーフィルムでは、色彩の再現に最低3種類(あるいはそれ以上)の色素を用いる。白黒・カラーともに、ネガフィルム・ポジフィルムが存在する。

画像を見るのに現像作業が必要となる手間や、撮影前・あるいは撮影後のフィルムには寿命がある点などが嫌われ、現在はデジタルカメラに市場シェアを追われている。しかし、現像時の増感といった、デジタルカメラには決してマネのできない技もある。
また、フィルム次第になるが、大判などの引伸しに強かったり、記録できる感度(ラチチュード:明暗の差)が広い点も、デジタルカメラに勝る。
最近では定年後の世代や趣味人向けに、マニュアルフォーカス式の銀塩カメラが、一部で人気を博している。
関連語 リスト::写真用語

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