この夏、印象的だった美術展をMEMOしておきます。 ひとつめ、 もう先月になりますが、 鏑木清方展@京都国立近代博物館 静謐な時間。 ふたつめ、 《三軌展》 素晴らしい手織のタペストリを拝見できました。 みっつめ、 帝室技芸員作品展@京都市京セラ美術館 一見、絵が軸装された一幅に見えますが、表装部分も含め全て「織」です。伊達弥助作。同じ作者のもう一つの作品(あいにく画像なしです)、伊達弥助の藕糸織観音像 (ぐうしおりかんのんぞう・三幅対掛軸)も印象に残りました。大隈重信の母 三井子が自ら紡いだ「蓮の糸」を用いて伊達弥助が織ったもの、とのこと。大変清らかで格調高く、思わず見入ってしまいました。 …