短編漫画の真髄。 絵で語る漫画ならではの名作。 昨年発売のアフタヌーン四季賞で拝読しましたが、最近コミックDAYSでもUP(無料)されたので再読。 せつない話ですが、やっぱりよかった。 それと恥ずかしながら今回の再読で気がついたのですが、勝部と捨の昼寝の際にかかっていた羽織がお峰の着ていた柄。 やたらと絡んでくるお峰の態度、勝部を逃がした理由、鬼の面をもった柔和な老婆の外観の物の怪に新たな解釈が生まれ、感想を書きたくなりました。 お峰、過去に稚児食いの儀の子を育て、鬼に食べられた経験がありそう。 閑話休題。 ストーリーは、鬼の勝部が、人間の幼子を攫い大切に育て7つになる前に食らう「稚児食い」と…