『鉄道唱歌』は1900年(明治33年)に発表・発売されました。 第1集は東海道線で、「汽笛一声 新橋を・・・」という歌詞で始まります。 歌詞をたどっていくと・・・ 高輪泉岳寺、品川付近の車窓から見えるお台場、 川崎大師川原、鶴見神奈川を経由して横浜に到着。 横浜の次は大船ですが、 鉄道唱歌は、大船から横須賀線に乗換えてしまい、 鎌倉、逗子を経て横須賀の軍港まで行ってしまいます。 再び大船まで戻ると、大磯の海水浴場横を通って国府津まで行き そこから御殿場線に入ります。 当時の東海道線は小田原や熱海を通っておらず、現在の御殿場線が東海道線でした。 小田原、湯河原、熱海、三島を通る現在の東海道線が開…