17世紀のオランダを再現したテーマパークとして、1983年4月、開園。
海をはさんで「ホールン」と「ウィレムスタッド」の2つに分かれる。
入り江に停泊する「プリンス・ウィレム」をはじめ‘静’の施設を多く集めたホールン。
それに対してウィレムスタッドは‘動’。バーチャル系からキンダーパークの体験施設までアミューズメント満載。
巨大風車と広大なチューリップ園は、オランダ村の象徴であった。
水族館の長崎バイオパークや、後に完成するハウステンボスと共に、長崎の観光名所として知られた。
最盛期の1991年度には200万人の入場者を記録。総入場者は約1555万人に上った。
しかし、不況の影響により赤字経営が続き、2001年10月21日、閉園。
2003年、風車が再稼動する。
2005年3月、跡地が食のテーマパーク「CASビレッジ」としてオープンするも、半年で経営破たん。再び閉鎖される。
*1:現在の長崎県西海市。