■1.堀口くまいち メキシコから表彰される。長岡藩、父戦死、母の手一つで育てられ、東大法科トップ合格。外交官。子供が詩人の堀口大学。 メキシコ大統領に対するクーデターが起こり、大統領が殺される。妻と子供が日本大使館の保護を求める。軍勢に対して、こう立ちはだかる。「大統領夫人と子供を殺したいなら、その前に私を殺せ。そしてこの日章旗を踏みつけ乱入するがいい。その代わり、日本は決して絶対に君たちを許さない。その覚悟でやれ。」(日本人個人としての気概、気迫があり、日本国家に対する誇りがあり、日本国家もそうした日本人を大事にするという信頼感があった、ということだ) 今の外交官はまったく違う。暴徒が来たら…