概要 今回作ったKaggle Notebook実行環境の構成の紹介と、機械学習の実験環境におけるpython仮想環境の運用方法について書く。 経緯 これまでAnacondaでpytorch, tensorflowなどと主要なフレームワークごとに仮想環境を作り、複数のプロジェクトで使い回す運用をしていた。pytorchやpandasなどの基本的なパッケージが入っていればよく、また実験環境なのでパッケージの厳密なバージョンは特に気にしてなかったので特に大きな問題もなく運用できていた。 ところが、最近KaggleのOttoコンペをやるようになって、RAPIDSやらMarlinやら、数百Mのデータテー…