たいらのまさかど // 平将門(たいらのまさかど)903~940年 享年37 889年、桓武天皇の孫の高望王(たかもちおう)は、平姓を賜与され臣籍降下し平高望を名乗ります。 長男国香、次男良兼、三男良将を伴って関東に赴いた高望王は、任期が過ぎても帰京せず、在地勢力との関係を深め常陸国・下総国・上総国に勢力を拡大し、武士団を形成します。 // 平将門は、高望王の三男良将の子として生まれ、その領地から相馬小次郎と呼ばれました。 将門が平安の都で、藤原時平に仕えていたとき父の良将が急死します。 領地に戻った将門が直面したのは、伯父たちによる父良将の遺領の搾取でした。 将門は、新地の開拓に向かいますが…