うつ病と共に過ごす日々は、まるで終わりの見えないトンネルの中を歩いているようなものだ。 その暗闇の中で感じる苦しみや孤独、そして日々の小さなことすら大きな困難に感じる現実について、綴ってみようと思う。 朝、目覚める瞬間から重い鉛のような感覚が全身を包み込む。 昨日の疲れが取れないまま、今日もまた一日を始めなければならない現実に直面する。 布団の中で少しでも長く温もりを感じていたいと思うが、時間は無情に過ぎていく。 頭の中では、今日やらなければならないことのリストがぐるぐると回り始める。 しかし、それらに取り掛かるためのエネルギーはどこにも見当たらない。 朝食を取るためにキッチンへ向かうが、体が…