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阪和線

(地理)
はんわせん

旧国鉄→JR西日本の路線(幹線)。
大阪と和歌山を結ぶ路線で、都市間輸送や通勤・通学路線としてはもちろん、きのくに線(紀勢本線)を介した南紀への観光路線、関西空港線を介した関西国際空港へのアクセス路線としても機能している。
ラインカラーはオレンジで、路線記号はR。

歴史

1923年
敷設免許交付
1926年
阪和電気鉄道会社設立
1929年
阪和天王寺−和泉府中 鳳駅−東羽衣駅間開業
1930年
和泉府中東和歌山(現・和歌山)間開業
1940年
南海鉄道に合併され、同社山手線となる。
1944年
戦時国策により国(運輸通信省)に買収され、国有鉄道の阪和線となる。
1987年
国鉄民営化のため、JR阪和線となる。
2013年
阪和線新運行管理システムを導入。
2015年
路線記号を設定。

路線距離

羽衣支線

読み 快速 乗換
天王寺駅 てんのうじ 大阪環状線/大和路線
近鉄南大阪線
大阪市営地下鉄御堂筋線(M23)/谷町線(T27)/阪堺上町線(HK01)
美章園駅 びしょうえん -
南田辺駅 みなみたなべ -
鶴ヶ丘駅 つるがおか -
長居駅 ながい 大阪市営地下鉄御堂筋線(M26)
我孫子町駅 あびこちょう -
杉本町駅 すぎもとちょう -
浅香駅 あさか -
堺市駅 さかいし -
三国ヶ丘駅 みくにがおか 南海高野線
百舌鳥駅 もず -
上野芝駅 うえのしば -
津久野駅 つくの -
鳳駅 おおとり 東羽衣行き
富木駅 とのき -
北信太駅 きたしのだ -
信太山駅 しのだやま -
和泉府中駅 いずみふちゅう -
久米田駅 くめだ -
下松駅 しもまつ -
東岸和田駅 ひがしきしわだ -
東貝塚駅 ひがしかいづか -
和泉橋本駅 いずみはしもと -
東佐野駅 ひがしさの -
熊取駅 くまとり -
日根野駅 ひねの 関西空港線
長滝駅 ながたき -
新家駅 しんげ -
和泉砂川駅 いずみすながわ -
和泉鳥取駅 いずみとっとり -
山中渓駅 やまなかだに -
紀伊駅 きい -
六十谷駅 むそた -
紀伊中ノ島駅 きいなかのしま -
和歌山駅 わかやま 和歌山市行き/きのくに線/和歌山線
和歌山電鉄貴志川線

運行種別

普通、B快速区間快速直通快速関空快速紀州路快速がある。
直通快速は平日朝の大阪環状線行きのみの運行で大阪環状線直通(大阪環状線内各駅停車)、区間快速は主に平日朝ラッシュと日中に運行。関空/紀州路快速は平日朝の大阪方面を除いてほぼ終日運行される。
普通は天王寺〜鳳/日根野での運行が多いが、紀州路快速の日根野以南の停車駅が時間帯で変動する関係で朝の天王寺行きや夜間は和歌山発着がある。

特急くろしお

大阪環状線、きのくに線(紀勢本線)に直通して運転される。
283系/287系/289系が使用される。
基本の停車駅は天王寺駅・和歌山駅である。列車によって、鳳駅、和泉府中駅、日根野駅、和泉砂川駅などに停車する。

関空特急はるか

大阪環状線、関西空港線に直通して運転される。
281系が使用される。
基本の停車駅は、天王寺駅・関西空港駅である。列車によって、和泉府中駅、日根野駅などに停車する。

紀州路快速

大阪環状線に直通して運転される。
223系・225系が使用される。ほとんどの場合4両編成で、関空快速と連結して運転される。連結開放は日根野駅で行われる。
停車駅は、天王寺駅・堺市駅・三国ヶ丘駅・鳳駅・東岸和田駅・和泉府中駅・熊取駅・日根野駅・和泉砂川駅・紀伊駅・六十谷駅・和歌山駅である。ほとんどの列車はさらに日根野駅以南各駅停車となる。

関空快速

大阪環状線、関西空港線に直通して運転される。
223系・225系が使用される。ほとんどの場合4両編成で、紀州路快速と連結して運転される。連結開放は日根野駅で行われる。
停車駅は、天王寺駅・堺市駅・三国ヶ丘駅・鳳駅・東岸和田駅・和泉府中駅・熊取駅・日根野駅・りんくうタウン駅・関西空港駅である。

快速

阪和線内、あるいはきのくに線に直通して運転される。
停車駅は、天王寺駅・堺市駅・三国ヶ丘駅・鳳駅・東岸和田駅・和泉府中駅・熊取駅・日根野駅・和泉砂川駅・紀伊駅・六十谷駅・和歌山駅である。

B快速

停車駅は、天王寺駅・堺市駅・三国ヶ丘駅・鳳駅・東岸和田駅・和泉府中駅と熊取駅からの各駅である。

区間快速

停車駅は、天王寺駅・堺市駅・三国ヶ丘駅と鳳駅からの各駅である。
223系・225系で運転される。
昼間に15分間隔で運転されている。

普通

昼間時間帯は天王寺〜鳳間で運転される。

使用車両

289系は吹田総合車両所京都支所、それ以外は同日根野支所所属
2018年3月より快速各種と普通は223系・225系のみとなり、3扉車に統一された。

待避駅

鶴ケ丘駅杉本町駅上野芝駅鳳駅和泉府中駅東岸和田駅東貝塚駅熊取駅日根野駅長滝駅和泉砂川駅紀伊駅
上記の駅では、列車を待避して列車の通過待ちや、後続列車の連絡などを行っている。
その中で杉本町駅は通常の待避駅とは違い、通過線には柵が設けられている。また、上野芝は通過用のホームが存在しない為、通過放送は一切流れない。
快速通過駅の鶴ヶ丘・杉本町・上野芝・東貝塚・長滝では普通が快速系統や特急などの通過待ちを行ったり、快速停車駅の鳳、和泉府中、東岸和田・熊取・日根野・和泉砂川・紀伊では快速系統が普通・区間快速などの連絡が行われるほか、普通・快速系統の列車が特急の通過待ちを行っており、日中の区間快速は東岸和田で関空/紀州路快速の待ち合わせと一部列車が特急の通過待ち、関空/紀州路快速は和泉府中で一部列車が特急の通過待ちを行っている。

ダイヤ

朝ラッシュ時間帯

大阪環状線に直通する直通快速が設定されている。

昼間時間帯

基本的に1時間サイクルのダイヤが組まれている。関空特急はるかが30分ごと、関空紀州路快速・区間快速(天王寺駅〜日根野駅)・普通(天王寺駅〜鳳駅)はおおむね15分ごとに運転される。特急くろしおは基本的に1時間おきに運転される。

運行管理システム

阪和線は、JR西日本で唯一、放送担当が他線と異なる路線であった。(美章園駅・南田辺駅・長居駅・我孫子町駅・杉本町駅・上野芝駅・津久野駅は除く)2012年3月17日のダイヤ改正で、「危険ですからホームの内側にお下がりください」から、「危ないですから黄色い点字ブロックまでお下がりください」に変更されている。また、運行管理システム更新に伴い、2012年11月頃から阪和線の全駅で、電光掲示板の設置や、スピーカーの取り替え作業が行われた。また、一部の駅では抑止表示器の設置作業も行われた。
阪和線の電光掲示板は、ほとんどの快速通過駅が2段表示式であるが、東貝塚駅・長滝駅などの島式ホームと快速停車駅には3段表示式の電光掲示板が設置されている。
2013年9月3日からは、一部の駅で本稼働が開始されており、同年9月中旬までに全駅で本稼働を開始していた。そして同年9月28日から「阪和線 新運行管理システム」に完全移行した。
放送担当はJR京都線・JR神戸線などと同様の村山・よしいペアである。

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