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限界集落

(社会)
げんかいしゅうらく

限界集落とは、人口の半数以上を高齢者が占め、過疎化・高齢化が進展していく中で、経済的・社会的な共同生活の維持が難しくなり、社会単位としての存続が危ぶまれている集落。
中山間地域や山村地域、離島などの社会経済的条件に恵まれない地域に集中している。
社会学者である大野晃・高知大学名誉教授が、人口の過半を占める年齢階層による量的規定と、生活の担い手の再生産可能性という質的規定から、1990年前後に最初に提唱した山村集落の区分の一つだが、当該地域を対象とする地域振興だけでなく、国土・環境保全や多地域居住といった多様な視点から注目を集めるようになり、調査研究が進められている。
2006年の総務省調査によると、過疎地域等の6万2271集落のうち、10年以内に消滅する可能性のある集落が422(0.7%)、10年以降に消滅する可能性のある集落が2219(3.6%)と予測されている。

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