ぎりぎりの範囲。許容し得る「限度」の意。
経済用語。曲線の傾き・グラフにおける変化率。微分係数。
極限的に小さな1単位が増えたとき、追加的に得ることができる量。
1870年代に、メンガー・ジェボンズ・ワルラスの三人が経済界に導入した概念。
「消費を徐々に増やしていくと、追加的に得られる効用(満足度)はだんだんと減ってくる」という法則。
暑い時、1杯目の生ビールは旨いし2杯目の「おかわり」も旨い。でも2杯目は1杯目ほどの効用ではないですよね?
もっと言えば、10杯目における11杯目の「おかわり」の価値は殆ど無いに等しいでしょう!?
これを限界効用逓減の法則って言います!
変化を考える時にこの「限界」が大活躍するため、この概念の導入のことを経済学では限界革命と呼んでいます。
「偏微分」はこういう時に役にたつのでした。