久々に観る、お馬鹿な作品に(勿論、誉めてます)、思わず心がにんまりしてしまう。 展のタイトルは〔唯一無二-Finding-〕。 ある意味、カラダを張った作品群と表現すれば良いか、二点で一つのセットを構成している。 例えば向かって右には痛んだ果物の写真、左側には見間違うばかりの自身の左肩の痣を写した写真。 積み重なった丸いお菓子には自分の二段腹(笑)。 積み重ねた油揚げには、赤いルージュを引いた唇。 更には、耳と餃子の近似性のギャグを付け加えるのを忘れない。歩を進める毎に、次はどんな仕掛けを見せてくれるのだろう、とわくわくが止まらない。 自分の訪問当日には作家さんも滞廊されており、丁度、お国の方…