この全集の第5巻「陸路インドヘ(上)」には、1905年10月から翌年2月にかけてヘディンの通過した次の土地の紀行が収められていた。 トルコ、アルメニア、イラン(テヘランまで)、カビール砂漠の辺縁および横断路 lifeintateshina.hatenablog.com そしてこの第6巻「陸路インドヘ(下)」では、1906年2月から同年6月に亘って継続された上の探検旅行の後半経路である、 アバサバード~(カビール砂漠の南端を回って)~ラバト・グル~タバス~ナイベンド~ネー~(ハムン湖中央くびれ部分を渡って)~ナスレタバード~ラバト~ヌシュキ におけるヘディンの体験・見聞を記すとともに、かつてマル…