福岡市中央区の住宅街の中にある谷公園。 ここはかつて陸軍の墓地で、現在は合葬墓6基、個人墓などがあります。 元々は個人の墓が並んでいたようですが、1935年(昭和10年)に当時の歩兵第24連隊長が墓の改修を命じ、現在の形となりました。 「碑文」福岡陸軍墓地の由来 全文 明治19年 陸軍歩兵第24聯隊が福岡城(舞鶴城)に設置された。 陸軍省の所管であったこの丘には、日清戦役以降の戦病死者等の墓が建てられていた。昭和10年、上村聯隊長が墓の改修統合を命じ、軍民一体となった協力で、那珂川町片縄から巨大な御影石が切り出された。 そして「日清」「日露」「青島・西比利亜」「殉職将兵」の墓が、昭和15年『皇…