伊豆諸島への玄関口である「調布飛行場」は、太平洋戦争中は、帝都の防衛拠点・ 「陸軍調布飛行場」でした。 現在の調布飛行場は滑走路が南北に1本だけですが、戦時中はこのほか東西にもう1本ありました。 この調布飛行場から、飛行第244戦隊の三式戦闘機「飛燕」や五式戦闘機が帝都防空のため出撃していました。 【調布飛行場の掲示板より】 陸軍の三式戦飛燕は、B29が東京上空に近づくと調布飛行場から迎撃に向かいます。 ただし、B29は高度1万メートルを飛行しますが、飛燕はそこまで行けないため、武器や装備を外し機体を軽くして、1万メートルにいきました。装備を取り外したため、体当たりをしてB29を撃墜していまし…