世界54カ国を旅した原点を振り返るシリーズ、中国編もいよいよ最終話。前回は桂林で2時間の迷子を経て、陽朔・興坪へ向かうことを決めたところまで書いた。 今回はその陽朔での3日間、この旅で一番「旅をしている」と実感した時間の話だ。 ※本シリーズは2012年当時の日記をもとにした思い出話です。金額や物価は当時のもので、現在とは異なります。最新の実用情報は別記事でまとめます。 [写真:陽朔の街並み] 「おい、何すんだ!」——路上で遭遇したスリ 日本人宿があるという興坪を目指し、桂林駅前で朝食用のパンを買おうとしていたときのことだった。見知らぬ男に話しかけられ、注意をそちらに向けられた一瞬のすきに、ポケ…