息子が生まれてからの物語97話目。 前回の続き。 『息子の誕生』←ここからスタートしてます。 16歳の息子の誕生日の翌日は、 障がい児とそのお父さん向けの 男の料理教室に参加。 障がい児向けの書道教室では いつも筆を存分に振り回し楽しんでいる。 初めて息子の動きを見る人は必ず驚くほどだ。 書道教室以外の教室は初めてで、 書道のように楽しんでくれるだろうか? 息子の動きが気になる。 料理教室の料理は、 「いなり寿司」で、 あげにご飯を詰める。 「しょうちゃん、 ご飯をあげに詰めるよ」 息子の反応は……。 無。 まったく興味なし。 何度も声をかけ、 私が見本を見せるが… 無反応。 ただ座っているだ…