支援においていちばん大切なのは「子どもをみる力」 「なんであの子はあの活動だけ嫌がるんだろう?」「どうして昨日はできたことが、今日はできないの?」 放課後等デイサービスで働いていると、そんな疑問に出会うことがあります。わたしは言語聴覚士として10年以上、障害のある子どもたちの支援に関わってきました。その中で強く感じるのは「何となく子どもをみてはいけない」ということです。 何となく子どもを見ていても、その子の本質や発達というような「いま」の様子を知ることができません。目に見える部分に囚われてしまい、偏った評価になってしまうのです。 ――支援においていちばん大切なのは、“子どもをみる力”だというこ…