トウダイグサ科は真正双子葉類の科で約300属7500種以上を含む巨大な科。特に、トウダイグサ(ユーフォルビア)属 (Euphorbia) が多く、何と1500種を越える(科や属が多いことの意味はいずれじっくり考えたい)。 トウダイグサ属の花は雌雄異花で、非常に特殊化した花序の杯状花序をつける。これは小型のカップ状の総包(蜜腺を有する)の内側に単一の雄しべからなる雄花が輪を作り、中央に単一の雌しべからなる雌花が1個あり、全体として1個の花のように見える(画像で確認してほしい)。 ユーフォルビア・ミルシニテス(Euphorbia myrsinites)の英名は Creeping spurge, D…