雪のひとひら

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読書日記•3ヶ月前

『雪のひとひら』ポール・ギャリコ

今回はポール・ギャリコ『雪のひとひら』について書いていきます。文章も物語もとても美しい小説です。最近初めて読んだのですが、お気に入りになりました。きっかけはスカイ・クロラシリーズ番外編の『スカイ・イクリプス』に引用されていたこと。あまりに文章が美しいので気になって読むことにしました。静かな内省この話の雰囲気はどこか小説『ソネーチカ』に似ている。主人公の女性の設定は異なるが、雪がしんしんと降ってくるような文章が感じられる。静かで白い世界をイメージしてしまう作品。この小説を簡単に一言で表すと、「女性の一生」だ。生まれて、辛い事を乗り越えた先で伴侶と出会い、子供をもうけ、別れ、そし…

#雪のひとひら#ポール・ギャリコ#読書記録2025#読書記録#新潮文庫

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「雪のひとひら」を聴いて、思わぬ発見！

「雪のひとひら」の美しい世界は、音楽だけでも感じられる作曲家、宮川彬良さんの曲に「風のオリヴァストロ」がある。その同じEP盤に「雪のひとひら」という曲がある。雪のひとひら新日本フィルハーモニー交響楽団クラシック ¥255 provided courtesy of iTunes 当記事ではアフィリエイトを利用していません好きなんです、この曲。ドラマチックで、繊細で、とても美しくて。昨日からずいぶん冷えたわが町。山は白くなっているところも。季節的にもピッタリ。調べると、年末に東京で宮川さん、この曲の公演があるそうですね。お嬢さんの朗読で。朗読？！ストーリーがあるのだと…

#雪のひとひら#ポール・ギャリコ#宮川彬良

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【生まれた意味】「雪のひとひら」ポール・ギャリコ

「トマシーナ」は幸せな結末だけど微妙だった的な感想を書いたけど、なんだかんだでこのファンタジーな世界観が気に入ってしまって読んだポール・ギャリコ2冊目雪のひとひら (新潮文庫) 作者:ポールギャリコ新潮社 Amazon ↑私が読んだやつとは表紙が違うけど、同じ新潮文庫だから中身は変わらないと思うのでこの作品の短い読書記録をつけていこうと思います。ちなみに「トマシーナ」の感想↓ ellery0y.hatenablog.com ★あらすじ空から生まれた「雪のひとひら」彼女は地上に舞い降りて、人間の子供達と戯れたり、時に理不尽な目にあったりしながらも「雨のしずく」と出会い4人の子供に恵ま…

#ポール・ギャリコ#雪のひとひら#読書 #小説#童話#読書感想

うずまきぐ～るぐる　•7年前

【レビュー】雪のひとひら：ポールギャリコ

雪のひとひら：ポールギャリコ著のレビューです。雪のひとひら (新潮文庫) 作者: ポールギャリコ,Paul Gallico,矢川澄子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2008/11/27 メディア: 文庫購入: 1人クリック: 10回この商品を含むブログ (19件) を見る雪のひとひらが見せるたくさんの姿に魅了され、しばし他にはない独特な世界観に浸る。てっきり雪の一生を描いた話かと思っていましたが、いつしか雪が人の姿と重なり、読者は女性の一生、そして人の一生と向き合う形で本をめくることになる。雪のひとひらがこの世に生まれた瞬間からはじまる話は、時にひやひやさせられたり、微笑ま…

#雪のひとひら#ポールギャリコ