寺子屋の話題続きます。 寺子屋の松王丸の衣裳についてです。 日替わりの源蔵と松王丸、松緑と幸四郎の演じ分けが話題になっていましたが、松王丸の衣裳は2人とも同じ黒地に「雪持ちの松」でした。ずっしりと重い思いを胸に抱えている松王丸を表現するための「雪持ちの松」です。お、おもい……。 本来、音羽屋型の松緑は銀鼠というグレーがかった地に「雪持ちの松」、でも今回は黒地に「雪持ちの松」でした。黒地の播磨屋に弔意を示しての判断だそう。 つまり、この月は播磨屋の衣裳で音羽屋型を演じるレアな松王丸が見られたというわけです。 松緑ブログ1052によれば、黒地の衣裳にすることについては音羽屋の菊五郎に相談して許可を…