よく見たら整った顔立ちではないのに、醸しだす雰囲気でイケメンに見えてしまう男性のこと。本来イケメンではないが「真性イケメン」よりも「雰囲気イケメン」の方が実はモテるという説もある。
真性イケメンは生まれながらにイケメンである。恵まれた外見に甘んじて努力をすることなく生きてきたため、話術や女性の心をつかむテクニックを持ち合わせていないことが多い。また、どことなく近寄り難く「絶対モテるだろうし、私には無理だな」と敬遠されることが多い。俳優に多いのがこの真性イケメンである。
ちなみに真性イケメン+αの武器を持っている人は「チートキャラ」と呼ばれる。
雰囲気イケメンは人に好かれるためのスキルを後天的に学び、自分の見せ方を熟知している。髪型・服装・小物使いなどの外見はもとより、話術・立ち振る舞いなども努力し、磨いてきた人間である。また、よく言えば個性的で親しみやすい容姿であることから、女性に好かれることが多い。外見に対するプライドが無いため、おもしろキャラとして地位を確立している雰囲気イケメンも多い。芸人に多いのがこの雰囲気イケメンである。
ただし雰囲気イケメンが下手に外見に自信をつけ、ナルシスト化してしまうと厄介である。
トイレの鏡の前で髪型を直す。ショーウインドウで髪型を直す。エレベーターの鏡で髪型を直す。iPhoneの裏を使って髪型を直す。勘違い雰囲気イケメンは髪型、とりわけ前髪に命をかける傾向ある。髪型が崩れるの極度に嫌い、プールや海に入りたがらない。低身長を気にしてか髪の毛をage嬢のように盛っているホスト系雰囲気イケメンも存在するが、顔が大きく見えてしまい逆効果である。
自分をイケていると勘違いし、大してイケメンでない自分のことを棚に上げ、オタクを馬鹿にするのは「キョロ充」に分類される。