猫日記251。 失敗しない店選び16。 貴公子のいる日常4。 夏のノスタルジア18。 その日私はガラス張りのエントランスに立っていた。 橘 (・・・うーん・・・。) 貴公子はいつものベッドと反対側のケージの中で寝ている。 こうしてガラス越しに眺めているばかりでなく、 実際に撫でたり出来たほうがいいに決まってる。 もしかしたら抱っこもさせてもらえるかもしれない。 でもここのお花屋さん、飛び込みのお客さんではなく常連の予約のお客さんのみ対応だったらどうしよう。 先日のムッシュもすでに準備されてある花束をひょいと受け取って出てきてた。 橘 (私にも花売ってもらえるかな・・・?) そもそも営業中なのか…