冬の朝は夜明け前に近所を30分ほど歩いている。 ダウンのコートとフアフアの耳あて帽子、 カシミヤのマフラーで鼻と口を覆い防寒対策は完璧だ。 たとえ凍えるような零下の朝でも夜明け前の散歩はやめられない。 月の光や星の輝きと自宅に戻る頃の東の空の赤く染まっていく様子、 それらが余りにも美しすぎるから健康維持を兼ねて続けているのである。 最近は国道にかかる横断歩道橋をわざわざ二回歩くために、 周遊しないで同じ道を往復、つまり、ピストンしている。 ここいらは関東平野で坂や階段はなく、 わざわざ歩道橋を利用しないとただの散歩になり、 運動にはならない。 今朝は歩道橋を下りると、急に知り合いがやっている畑…