昨年4月8日に発覚した山口県阿武町の定額給付金誤振込事件(4,630万円)の犯人、田口翔(25才)に対し、山口地裁は懲役3年、執行猶予5年(これは執行猶予の上限)の判決を言い渡した。コロナで生活が大変な低所得世帯463件に給付する定額給付金10万円を、その1件である男の口座に職員が間違って、全世帯分を振り込むよう銀行に指示したことから発生した事件だ。 町は、すぐに誤りに気付き、謝罪して返還を求めるも、男は「金は既に動かした、もう戻せない」と返還を拒否、ほぼ全額をonline casino決済代行業者の口座に、11日間に、合計34回で振り込んだ。着服男は、全額をonline casinoで使って…